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高校3年生のご家族の方へ|大学・専門学校の学費準備、まず確認したい奨学金予約採用の流れ

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高校3年生のお子さんをお持ちのご家族の方、大学や専門学校への進学がいよいよ現実味を帯びてきましたね。

学費の準備は、多くの方が気になるポイントだと思います。

そこで今回は、奨学金の申し込み、特に予約採用の流れを中心に、学費準備の第一歩となる情報をお届けします。

奨学金という選択:多くの方が予約採用からスタート

大学や専門学校の学費を準備する方法の一つとして、日本学生支援機構の奨学金があります。

多くの場合、奨学金の利用を考える方は、まず**高校在学中に申し込む「予約採用」**からスタートします。

これは、進学前から奨学金の見込み額を把握し、入学後の経済的な不安を軽減するための一般的な流れとなっています。

奨学金 予約採用のステップ

予約採用の申し込みから奨学金を受け取るまでには、いくつかのステップがあります。

ステップ1:学校説明会への参加と情報収集

予約採用の募集開始時期は高校3年生の5月〜6月頃です。

まず、学校で開催される奨学金の説明会に参加しましょう。

ここでは、予約採用の制度概要、申し込み方法、スケジュール、注意点などが詳しく説明されます。

学校独自の申請スケジュールや必要書類についても案内があるため、必ず確認しましょう。

学校によって説明会の参加形式が異なることもあります。

例えば、長男が通う高校では親子で参加できましたが、次女の説明会は生徒のみの参加でした。

ステップ2:募集要項の確認

日本学生支援機構のウェブサイトで公開される募集要項を、お子さんと一緒に確認しましょう。

奨学金を申し込むための条件や、借りられる奨学金の種類、金額などが詳しく記載されています。

ステップ3:申請書類の準備

募集要項に従って、必要な書類を準備します。

申請書はもちろん、ご家庭の所得に関する書類など、複数の書類が必要になります。

学校から配布される書類もあるため、早めに確認し、余裕をもって準備に取り掛かりましょう。

準備の際に、保証制度の選択を求められます。

お金を借りるのだから当然なんですが、一番悩みました。

1.機関保証制度

保証機関に保証を依頼し、連帯保証してもらう制度。

毎月の奨学金の貸与額から保証料を差し引いた金額が口座に額が振り込まれます。

2.人的保証制度

連帯保証人と保証人を引き受けてもらう制度です。

連帯保証人は原則、父母、保証人がおじ・おば等(4親等内の親族)の選任が必要です。

実は、長男の奨学金の保証人も実の妹にお願いしていて、次女の分までお願いするのは心苦しかったのですが、最終的にはやはり妹にお願いしました。

ステップ4:スカラネットに入力と郵送

  1. 準備した申請書類を、「申し込みのてびき」に従って「スカラネット」に入力。(入力には時間制限があるので、申し込み書類の下書きはおこたらずやっておきましょう。)
  2. 「スカラネット」入力後に、マイナンバーカード提出用画面でマイナンバーを提出。(マイナンバーカードは、「書類」ではなくインターネットで提出します。)
  3. マイナンバー提出後、「奨学金確認書兼地方税同意書」に必要事項を記入。
  4. 申し込み者本人の身元確認書類を用意
  5. 「奨学金確認書兼地方税同意書」と身元確認書類を同封し、簡易書留で郵送

注意しておきたいのが、書類の提出期限は、マイナンバーカード提出が完了してから1週間以内です。

提出期限を厳守することが重要です。

ステップ5:日本学生支援機構による選考

郵送された書類に基づき、日本学生支援機構で選考が行われます。

選考の結果が出るまでには時間がかかる場合があります。

ステップ6:採用決定と進学

選考の結果、書類に不備がなければ、10月末ごろに結果が通知されます。

進学後、改めて入学先の学校で手続きを行うことで、奨学金の振り込みが開始されます。

  1. 進学先に「採用候補決定通知(提出用)」を提出
  2. 進学先から「進学届入力下書き用紙」と「識別番号」を受け取る
  3. 進学先の指定期限までにインターネットで進学届を提出

箇条書き3つだけあげてますが、準備には時間と手間がかかります。

進学後の手続きも早めの準備に取り掛かりましょう。

予約採用を利用しなかった場合

予約採用を利用しなかった場合でも、進学後に「在学採用」に申し込むことは可能です。

しかし、募集時期が限られていたり、準備期間が短かったりする可能性があるため、できる限り予約採用を利用するのが一般的な流れと言えるでしょう。

ご家族の方のサポートが大切です

奨学金の申し込みは、お子さんにとって初めての経験となることが多いです。

ご家族の方は、情報収集をサポートしたり、書類準備を手伝ったり、相談に乗ったりすることで、お子さんの不安を軽減し、スムーズな手続きをサポートしてあげてください。

学費の準備は、早めの情報収集と計画的な行動が大切です。

まずは学校の説明会に参加し、奨学金の予約採用の流れをしっかりと把握することから始めましょう。

【日本学生支援機構 公式ウェブサイト】

奨学金 | JASSO

※奨学金の申し込みに関する詳細は、必ず日本学生支援機構の公式ウェブサイトと、学校からの案内に従って手続きを進めてください。

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